結晶系シリコン太陽電池とHIT太陽電池の構造比較 |
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◎太陽電池セル表面の欠陥領域の発電ロスを抑え「高出力」を実現
結晶系基板とp型及びn型アモルファスシリコン層の間に不純物を添加させないi型アモルファスシリコン層を形成することで界面特性の向上を図れ、発電ロスを減らすことが可能となりました。
◎生産時の省エネルギー・省資源化を実現
接合形成温度が単結晶の約900度(熱拡散法)に対して約200度と低温のため生産時の省エネルギー化が可能です。また、低温形成のため基板への熱ストレスが減少し、セルの薄型化(省資源化)も合わせて実現しました。 |
HITダブル〜両面で光を受けて発電〜採光性をキープしたまま発電量をアップ! |
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表裏対称構造のHIT太陽電池セルを使用していますので表面からの入射光だけではなく、従来は利用できなかった裏面からの入射光でも発電する太陽電池モジュールです。東西に垂直設置した場合、発電量が増加します。 |
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光透過型なのでガラス張りの建物や採光性を要求される設備への応用も可能。明るい空間を創ります。 |
HIT190はモジュール変換効率16.1%を達成 |
三洋電機が長年培ってきた薄膜アモルファスと高効率の単結晶シリコンの長所を生かし、両者を積層構造(HIT構造)としてハイブリッド型太陽電池で、世界最高レベルのセル変換効率18.5%を誇ります。年間予測発電量は150Wモジュール(三洋電機社製結晶系150Wモジュール)比で約36%アップを実現しています。 |
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