【2005年実大実験】
(2階建て木造戸建て免震住宅の実大実験) 3月、大林組技術研究所にて、 IAU型免震装置を装着した実物大の2階建て在来木造戸建て免震住宅(延床面積 98u)に、世界で観測史上最大加速度記録の2004年新潟県中越地震川口町観測地震波のさらに増幅波(2.9G)等を入力しての免震実験を行いました。 全12地震波の免震実大実験において、
IAU型免震装置のすばらしい免震性能と確かな安全性を実証しました。 またこれは木製架台での免震実大実験でもあり、その安全性も確認できました。
免震実大実験結果(川口町増幅波 NS+EW+UD)
世界で観測史上最大加速度記録の2004年新潟県中越地震川口町観測地震波のさらに増幅波(NS;1755gal EW:2205gal
UD:773gal 3成分合成:2807gal
(2.9G))での免震住宅実大実験。 EW方向の地震入力 2205gal
(2.25G) に対して、免震住宅2階の応答加速度 166.8gal(0.17G)、約1/13 に低減という免震効果が確認されました。 |